ころわん館長日誌 以前の日誌

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「買い物考」

買い物で大切なこと。

それは、欲しいものがあったら、必ず自分が一番欲しいものを
買う、ということ。

例えば、自分の一番欲しい物があったとして、その値段がちょっと
高くて手が出ない、でも似たようなスペックやデザインで比較的
買いやすい値段の物があったとします。

そんな時、妥協して後者を買ってしまうと、(僕の場合ですが)
必ず後悔します。「ああ、やっぱりあれを買っておけばよかった」と。

結局、時間がたってから一番欲しかった物を買う羽目になります。
そして最初に一番欲しいものを買っておけばよかった、と反省する
のです。

欲しいと思うものはいつか手に入れることができます。
(常に欲しいと思っていなくてはいけません、また、手に入れる
努力もし続けなくてはいけませんが・・)

あせらず、慌てず、自分が一番欲しいものを買う。
館長流お買い物術でした。




「愛車」

車を廃車にすることになりました。

車種はトヨタのカローラワゴン。
走行キロ数140,000とちょっと。(購入時28000km)

地球一周(赤道)は4万キロ。ぐるっと3周はしたことになります。

はじめて車が来た日は今でも覚えています。
それまで軽自動車だったので、普通乗用車の乗り心地に感動
しながら街をドライブしました。

いろんな場所にも連れて行ってくれました。
海に行ったり、紅葉を見に行ったり。

一度も事故をおこすことなく(パンクは何度か有り)仕事に
余暇にと大活躍してくれました。

でも最近はドアのカギが壊れたり、マフラーが腐食したりして。
ついにクーラーが故障し、車検が近いこともあって、廃車という
決断をしました。

車屋さんに連れて行く、最後の日。

念入りにボディを磨き、布巾でゆっくり拭きました。
車内もきれいになりました。

道中、いつもより、本当にいつもより走りはかろやかで、
「なんだ、まだ走れるじゃないか」そんな思いが一瞬よぎりました。

ありがとう、ご苦労さまでした。




「いい仕事

街を車で走る。信号待ち。

ふと見ると、眼科医院が取り壊されていた。
以前、ものもらいができた時に一度お世話になったことがある。

解体屋さんが仕事を進めていて、建物の半分は取り壊されていた。

信号はまだ赤だ。

しばらく見ていると、かごがひとつひっくり返っている。
なんだろう、そんなに大きくなく、土がついていてきたない感じ。

信号が青に変わった。

気になった。気になってハザードランプをつけて車を止めた。

「これ、捨てるんでしたら、いただいてもよろしいでしょうか?」
だめでもともと、解体屋さんの所まで行って、そう聞いた。

「いいよ、もっていきな」
解体屋さんは笑顔でそう言ってくれた。

うれしかった。

持ち帰ってさっそく雑巾で何度も拭いた。
よく見るとささくれだっていることもなく、ほとんど使われた形跡
もない。

針金でしっかりと補強もしてあるし、テレビじゃないけど実にいい
仕事だ。大きさも大きすぎず、ほどよくバランスもとれている。

もう少しでダンプにのせられて捨てられるところだった。
これもまた出会いなんだ、そう思った。




「お酒」
館長はお酒が飲めません。
仕事の後にみんなで「カンパーイ!」ってできたらどんなに
楽しいだろう、風呂あがりに冷蔵庫を開けて缶ビールをプシュっと
開けて大好きな映画が観れたらどんなに・・。

なにかひとつ楽しみをほかっておくような、そんな感覚。
ドラクエで見えてる宝箱、いったいどんなアイテムが入っているんだ
ろう、でも鍵がないから取りにいけない、そんな感じ。



「知らなかったこと」
以前、友人宅へ遊びに行ったときのこと。

その友人には、2人のお子さんがいるのですが、犬の話になった時、

「うちにいた犬が、ある時いなくなりましてね、首輪だけが残って
たんですよ、ころわんさん」と友人。

それを聞いて僕は「そうかあ、結構時間が経ってるね、そうなると
もう・・」といいかけると、2人のお子さんが「死んじゃってるんだ
よね??」と口をそろえて言いました。

僕が何かを言う前に、お父さんである友人が、「きっとどこかで
楽しく遊んでいたり、お散歩をしたり、おいしいご飯を食べている
よ」と子ども達に言いました。


一瞬、しまった! と思いました。

大人は、子どもに対して、言ってもいいことと悪いことがあるんだ、
僕はどうしてそんな簡単なことがわからなかったんだ!

友人はいつものとおり、ニコニコしていましたが、僕の知らなかった
ことを暗に教えてくれて、とても勉強になりました。



「楽しい絵」
子どもたちの描いた絵を見る機会がありました。

壁一面にたーくさんの絵。

キリンさんの絵、なわとびをしている絵。
お父さんの顔、かわいいワンちゃんと遊んでいるところ。

どれもこれも素敵で楽しい色使い。

子どもたちってなんて素晴らしい絵を描くんでしょう!!

うまいへたではない、「楽しい絵」。

僕もそんな絵が描けたらいいなあと思いました。



「がんばらない」
「頑張る」−あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する。
              三省堂「大辞林 第二版」より


僕は「がんばる」がどうも好きになれません。
困難に耐える・・。甘ちょろい僕にはとうてい無理です。

人間、「がんばっ」てはいけません。

しかし今この世に生きている以上、どうしてもこの「がんばる」を
使わざるを得ない状況がやってきます。

勉強であったり、仕事や趣味(ある意味幸せ?)・・。

なにかこの「がんばる」を使わずに済む方法はないか。
お風呂場やトイレで考えましたが、どうも出てきません。

そして昨日、犬の散歩をして夜道を歩いている時にふと、
「はりきる」ということばが浮かびました。

「張り切る」−物事に積極的に当たろうという意欲に満ちる。
              三省堂「大辞林 第二版」より

これだ! 

困難、耐えて、努力と三つもつらいことが重なる「頑張る」
に比べ、積極的・意欲・満ちる、と建設的なことばが並ぶ。

「張り切る」。
これなら、僕にも、使えそうです。



「待て」
柔道の試合をテレビで見ていたときのこと。

ウチの犬、ヨモギの晩ご飯の時間になりました。

もう食べたかなあとふとヨモギを見ると、まだ食べていません。
おまけにオスワリをしています。

どうやらアナウンサーが繰り返し、待て待て言うので、勘違い
したみたいです。

今度はしっかりとヨモギの顔を見て「よし!」と言うと、勢い
よく食べ始めました。



「カブトムシ」
暑い日が続きます!

ウチの犬「よもぎ」も涼しい時に散歩がしたいらしく、早朝(4時くらい)
や夜中に行きたがります。

4時くらいになると空はうっすらと明るくなって、気の早いセミが鳴いたり
しています。

セミといえば、近くの街灯の下にカブトムシがやってきました。
先週はメス、今週はオスがいました。

道路に出るとはねられてしまうので、裏の庭の所にはなしてあげました。



「自転車」
タイヤやチューブが古くてもう乗れないと思っていた自転車をお店に
持っていき、見てもらいました。

「とりあえずこの部品だけ取り替えて乗ってみて、空気が漏れるような
らタイヤを交換すればいいですよ」と親切に教えてくれました。

修理代は200円。

もう買い換えようと思い、一度は粗大ゴミの日に出されたのに
「もったいない」と母が連れ戻した自転車。

空気を入れて乗ってみると、もれることなく、スイスイと走り出しました。

さっそく家に帰り、油を色々なところにさして、近所を一周。
どこかの車メーカーのコマーシャルで「駆け抜ける喜び」とありましたが
夕方の涼しい風を受け、(久しぶりに自転車に乗ったこともあり)
なんだかとってもうれしい気分になりました。



「ここ掘れワンワン」

車を運転していたある日。
ふと見ると、河川敷で犬の散歩をしている人がいまして。

その犬が。

ワンワンワンワン!!! 
と吠えながら前足でザクザク穴を掘っていたんです。

もうザクザク。ちょっと漫画みたい。後ろのほうに少し山が。

ここで、館長得意のアテレコ。

「ここにぜったい何かありますて、何ご主人はのんびりしてるん
ですか、ほらちょっとは手伝ったらどうですか! もう〜!! 
とにかくにおうんですよ、私の鼻を信じてますか?」なんて。

で結局、結構掘ったら何か出てきたみたいで、いったいぜんたい
何だったんだろう。

数日後、掘っていた場所のすぐそばの桜が咲いていた。


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